独自の取り組み

患者様、利用者様に
希望を抱いて過ごして
いただけるように
独自の取り組みを行っています。

ユマニチュード®︎

フランス発の認知症ケア技法であるユマニチュード®の考えを取り入れ、より良いケアの構築に取組んでいます。

ユマニチュード®の語源はネグリチュードで、フランスの黒人の詩人エメ・セゼールが提唱した概念に由来し「アフリカらしさ・黒人らしさ」を「取り戻す」意味が含まれます。それにならうとすれば、ユマニチュード®は「人間らしさを取り戻す」ことを意味しています。
ユマニチュード®は、ケアを必要とする全ての人に向けて「あなたは存在している」ことを伝えるコミュニケーションの哲学を実現させる為の技法です。

ユマニチュード®では「見る」「話す」「触れる」「立つ」という4つの要素を用いて、出会いの準備→ケアの準備→知覚の連結→感情の固定→再開の約束という5つのステップを一連の流れの中で行っています。これらのケアにより、ケアを受ける人にとって「自分が人間である」と思い起すことができるのです。
ケアを通じて「この人となら良い時間を過ごせる」と感じてもらえるように絆を結ぶことを大切にしていきます。

夢プラン

患者様、利用者様の夢をかなえるお手伝いをする独自の取り組み「夢プラン」を行っています。

病院や施設にいることで夢を諦めることなく「希望をもって、その人らしく生きる」ために、職員が患者様、利用者様の普段の言葉を拾い、夢の実現や思い出の地への外出などを実現しています。

例えば、「孫の結婚式に参列したい」というご要望や大切な家族との思い出がある動物園に行きたいなど... 
多職種の職員が連携し、夢を叶えるお手伝いをいたします。

身体拘束0運動

患者様や利用者様の尊厳を保持し、その人らしい生活を送っていただくため、身体拘束の廃止を目指しています。

事故を防ぎ、患者様・利用者様の安全を守りながらも、身体拘束を必要としない状態を実現するために、研修会や会議により知識や技術の習得を重ねています。

身体拘束を廃止する方法の一つとしてユマニチュード®の考えを取り入れ、より良いケアの構築に取り組んでおります。

給食グランプリ

「給食グランプリ」では、年に1回、法人内の病院・施設がテーマに沿った献立を作成し、味や見た目、工夫した点などを評価します。

栄養バランスだけではなく、おいしさや華やかさにも配慮して献立を考えることで、日々質の高い食事の提供を目指しております。